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伊東、行っとぅくぅ?・その3。 [旅のこと]

「スキーのゴーグル用に買った曇り止め使ったら?」
というくまひこさんの一声のおかげで、
今日は花粉よけのマスクをしていてもメガネが曇ることは一度もなく、
快適に過ごすことができました。。。どうして気づかなかったんだろ?
息がもれないように作られたマスクもありますけどね。
せっかく買い置きがあるのに新たに買い足すのはもったいないんで、
当面はこの作戦でいこうかと思っています。
ウチの中でもマスクをしてて、さらに良いことがありました。
不思議と、間食しないんですよねぇ。
外したり付けたりっていう面倒くささが、食欲に勝った感じであります。
最近のマスクは耳が痛くなったりもしないし、
何より、つけっぱなしだとノドが楽で!セルフ加湿器っていうんですかね?
それなのに、くまひこさんはマスクをするのがキライ。
クスリに頼るのはさらにキライときてるんで、
無防備なまま花粉に身をさらしてることになるワケですが、
そんなんじゃ当然負けますわなぁ。。。
発症によるイライラや憂鬱と、マスク着用に伴う軽い圧迫感。
どちらかというと後者を選択した方が賢明では?
どうなんでしょう、マスクに抵抗がある方って意外に多いのかなぁ。。。

さて。先週の続きです。
「伊豆シャボテン公園」から伊東市街へ戻って。。。
というところで終わっていたかと思います。
帰りの電車までは2時間半あったので、プラプラとマチを散策しました。
早朝から活動していたことに加え、
天候が急変して、強風やにわか雨にさらされたこともあり、
思考能力も行動意欲も低下気味ではありましたが、
この建物を目にした途端に元気が復活!
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伊東駅から徒歩7分、松川沿いに建つ「東海館」です。
元々は昭和3(1928)年創業の旅館でしたが、平成9(1997)年に閉館。
市が買い取って、温泉観光・文化施設として平成13(2001)年から公開されています。
200円の入館料で、随所に職人の技が光る日本建築の美しさを体感できました。
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左:入り口は川側ではなくマチ側。お隣にも似たような風情の旅館がありました。
右:唐破風の玄関に施された彫刻。縁起よく、手前に鶴・奥に亀。
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左:とある客室。富士山が描かれている粋な障子。
右:客室は一戸建風。並び方はフラットではなく、わざとずらしてありました。
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左:3階の大広間。なんと120畳敷き!息を呑むような広さでした。
右:大広間の照明。和のようでもあり、洋のようでもあり。。。
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左:360度の眺望が楽しめる望楼には陽光が燦々と注いでいました。
右:1階の喫茶室。川を眺めながらお茶が飲めるのですが、なぜかお客は私たちだけ。
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左:くまひこさんセレクト、あんみつ(お茶付)。500円。
右:私セレクト、ぐり茶と栗蒸しようかんのセット。450円。

「東海館」では土日・祝日に限り大浴場が開放され、温泉が楽しめます。
ただ、これが残念なことに男女入れ替え制でございまして!
その総タイル張り・唐獅子の湯口のお風呂にぜひ入りたかったのですが、
時間の都合で断念。。。
日帰り入浴をやっている宿を探すにも、伊東は宿が分散しているので探しにくい。
さて、どうする?諦める?
でも、せっかく温泉に来たんだから。。。ということで、
駅方面に戻る道すがら、共同浴場(いわゆる銭湯)のお世話になりました。
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左:松原大黒天の湯。七福神にちなんだ共同浴場の1つです。
右:ええ、ちゃんと番台もありましたとも。。。
「無色透明・泉質最高」と入り口の看板に書いてありましたが、
そうですねぇ~、良くも悪くも個性のない、プレーンなお湯でしたね。
「東海館」も暖房が完備されていなかったのか意外に寒かったので、
温まれるだけありがたかったです。。。
コチラは、歩いていて目に入ったディスプレイたち。
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左:赤字に白で、この勢いのある字。切実な感じがよく出ています。
右:お肉屋さんなのですが。。。剥製は生々しすぎないだろうか?

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伊東駅に夕闇が迫ります。
午後6時ともなると、駅前のおみやげ屋さんは撤収を始めるんですよね。
滑り込みセーフでそそくさと買い物を済ませ、
帰りの車中で食べるべく駅弁を買おうとすると。。。シャッターが降りてる!
誤算でございました。
電車が走っている間は当然営業していると思っていました。
ああ、駅弁のない電車旅なんて!
こんなことなら、くまひこさんに倣って朝から駅弁食べとくんだった!
何を隠そう、現場での不測の事態にめっぽう弱い私。
あそこにセブン・イレブンが見えるけど、そこで何か買う?
そんなのヤだ。じゃあどうする?
そこで浮かんだ名案。。。「おすしをテイクアウトする」。
「海が近い→魚が美味しい→おすしも美味しい」という連想です。
流行っていそうな回転ずし店で断られたものの、
次に入った地元チェーンのおすし屋さんでOK!
「本家鮪屋 すし茶家」というお店でした。
でも。。。時間がない。。。「10分で作っていただけますか?」
ムチャなお願いにイヤな顔もせず、待っている間にお茶まで出していただき、
ホントにホントにありがたかったです。

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左:帰りは、伊東発午後6時30分の「スーパービュー踊り子」号に乗車。
右:終点は新宿です。熱海と横浜にしか停車しません。
行きの「リゾート踊り子」に比べて揺れが少なく、
シートもリクライニングできるし、乗り心地はかなり良かったですね。
ビジュアルは「リゾート踊り子」の方が高ポイントですけれど。
眺めは。。。夜だったので。。。比較できず。
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左:これが急いで作っていただいたおすしです。おまかせ握り1980円。
私のは2カン少ないおまかせ握りで1700円。高くつきましたが、美味しかった!
右:くまひこさんが駅のコンビニ「NEWDAYS」で地ビールを発見。
ちゃんと栓抜きも付けていただけたので、車中で飲むことができました。
コチラは自宅用のおみやげ品。
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左:地のりと、「一本釣り刺身いか(うに和え)」by しいの食品
しいの食品の水産加工品はフツウにスーパーやデパ地下でも買えますけどね!
右:「ぺらぺらうどん」。名前がおもしろくて買ってみたのですが、
後になって関越自動車道のSAや最寄の大丸でも見かけて興ざめしちゃいました。
まあ、おみやげに関してはシャボテン公園でオリジナルなモノが買えたから満足かな。

で、初めての伊東についての印象ですが。
なにせ2時間半しかいなかったので、もしかしたら事実とズレてるかもしれませんが、
かつては団体客が押し寄せてきて賑わっていたんだろうけど、
今はちょっと寂しい感じになってきちゃってる気がしましたねぇ。
「温泉街」というより、「温泉もあるんだぁ~、このマチ」という印象でした。
山あいの、元々ひなびているところの寂しさと、
客足が減ってきたことによる寂しさはまた別物なんですよね。
熱海なんかも。。。そうなのかなぁ?
2月の初めに行った伊香保温泉と比べると、
「東海館」をはじめ、古いものがたくさん残っているのに、
マチナカの案内標示などもなく観光客にはあまり親切ではないように思えた。
散策は前提とされていなかった名残なんじゃないかな?
宿でどんちゃん騒ぎして、二日酔いで帰る。。。そんなニオイがしました。
温泉のお湯自体にあまり特色がないのもアピールしにくいポイントかも。
伊豆の入り口であっても、「ザ・伊豆」って感じでもないし。。。
うーん、泊まって良さがわかる温泉かもしれない。。。か???
以上、日帰り旅を3回に分けてお送りしましたが、
番外編で動物篇もリリースしようと思うので、良かったらまたお付き合いくださいませ。






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まる

はじめまして。
伊東温泉は最低でも1か月に一度は行きます。
母が肝臓先生にお世話になっているからです。

東海館、実はお風呂がとても良いのです。
よく行きました。
季節によっては「みかんジュース」がとても美味しいです。

by まる (2008-03-12 13:24) 

たれみみ

まるさん、はじめまして。
ご訪問そしてコメント、ありがとうございました。
東海館のお風呂を諦めたのは心残りでした。
マチが寂しいと思ったのは冬だったからかな?とも思います。
海が近いし、初島ゆきの船も出ているようなので、
きっと海水浴シーズンは賑やかなのでしょうね。
「みかんジュース」は。。。冬に登場するのかなぁ?
再訪したらぜひ飲んでみたいです。
by たれみみ (2008-03-12 16:13) 

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