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始動してますわよ~。 [URAWA REDSのこと]

昨夜、国立競技場で行われたサッカー日本代表の親善試合。
ワールドカップ最終予選のオーストラリア戦を前にした大事な試合だというのに、
関東地区の視聴率が10%に満たなかったっていうのは寂しいですねぇ。
前の試合。。。アジアカップの予選でバーレーンに負けたばかり。
海外組の招集もなく、対戦相手は有名選手のいないフィンランド。
早い時間帯から点が入ったこともあるでしょうが、この関心のなさって!
メディアも、自分のところで中継する時にしか盛り上げないしなぁ。
それに比べて野球の話題は随分と手厚くてうらやましい限りです。
WBCを控えてるだけに、仕方ないといえば仕方ないけど。。。
Jリーグのチームだって続々とキャンプインしてるのに、
定時ニュース内のスポーツコーナーでは一切扱われませんからねぇ。
「スタジアム観戦の中心はアラフォー世代」なんてレポートも先日あったけど、
Jリーグ開幕にココロ躍らせた世代がまさにそのあたり。
サッカー人気はバブル崩壊と共に消えたのか?
やっぱりワールドカップを開催しないと国民的には盛り上がらないのか?
圧倒的なスター選手がいないってのもあるかな。。。
でも!
選手のモチベーションを上げ、ポテンシャルを引き出すには、観客の「熱」が不可欠。
日本代表、ワールドカップに向けて正念場を迎えています。
オーストラリア戦が行われる11日は奇しくも祝日。
ご家族・ご友人お誘い合わせの上、横浜方面にエールを送りましょう。

で、愛する浦和レッズの話です。
2003シーズンにクラブ史上初めてのタイトルであるナビスコ杯を獲得して以来、
2007シーズンまで毎年何らかのタイトルを手にしてきたワケですが、
もろもろのツケが回って2008シーズンは無冠に終わりました。
スタジアム観戦のたびに綴ってきたレポートは10月22日が最後。。。
その後も観戦はしていたけれど、
結果以上に試合の内容とスタジアムで起きたことにやりきれない思いが募り、
とても振り返る気にならなかったのです。
選手も、サポーターも、笑顔になれなかったシーズン。
チームの再建を託されたのは、
育成力に長け、攻撃的なパスサッカーを掲げるドイツ人=フォルカー・フィンケ氏でありました。
毎年繰り返してきた日本代表クラスの大型補強は封印。
どのチームよりも早く始動し、
先月行われた宮崎合宿では11日間で150km走り込み、体力を強化。
今はさいたまで戦術的な練習に移っているようですが、
中旬には鹿児島で2次合宿を行い、3月7日の開幕に向けて準備を整えるのだそうです。
昨シーズン、力を出し切れなかった選手の悔しさはいかばかりか。。。
贔屓目ぬきに、「無冠で7位」が順当なチームではけしてない!
私たちは私たちで、早急に結果を求めることなく、
極上の料理(強さと美しさを兼ね備えたサッカー)が出来上がっていく過程を冷静に見守らないと。
そう思う一方で、新シーズンのユニフォームが発表されたりするとワクワクしちゃうますね~。
今回は、買わないけれど。。。
悔しさを忘れないという意味で、昨シーズンの22番(=アベちゃん)と共に頑張ります。

それで。。。初参加してきました。ファン交流イベント「レッズフェスタ2009」!
1月31日に「さいたまスーパーアリーナ」で行われたのですが、
突風の吹く悪天候のなか開幕を待ちきれずに集まったお客さんは2万人。
入場無料とはいえ、我が家も含めてずいぶんと物好きな。。。
いや、レッズ愛にあふれたファン・サポーターが集いました。
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左:開始40分前に入りましたが、サイドスタンドの前から8列目ぐらいに座れました。
4階・5階は開放されていませんでした。
右:開始前、マスコットキャラクターのレディア一家が会場を回ってご挨拶。
こどもたちが最前列に押し寄せて、ペタペタ触ったりしていました。
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左:レディース・ユース・スタッフに続き、スタンドからトップチームの選手が入場!
コレ、闘莉王選手なんですが。。。ちっちゃすぎてわからないですよね~。
右:レッズファミリー勢ぞろい。フィンケ監督の日本語での挨拶に感動。
来賓の上田知事は最後に「Yes,we can!」と絶叫し、会場を冷やしてました(笑)。

1時間に及ぶセレモニーの後は、スペシャルトークショーが行われました。
2009020505.JPG
コチラは第1部。
左から、平川選手・坪井選手・梅崎選手・田中達也選手・都築選手・
エジミウソン選手・ポンテ選手。あとから闘莉王選手がやってきました。
私の席からは選手が後ろ向きで残念でしたが、
2009020506.JPG
第2部では反対側を向いてくれました!
左から、アレックス(三都主)選手・高原選手・山岸選手・阿部選手・
鈴木啓太選手・堀之内選手・細貝選手・山田暢久選手です。
当然、私の目と耳はアベちゃんにロックオンされていたワケですが、
ビックリしました。ピッチで闘っている姿とのあまりのギャップに。。。
ニヤニヤしたり、コソコソしたり、困ったり。。。なんというか、可愛らしいのです。
「サッカー選手になっていなかったら?」の問いに対して、
「ボクサー」と答えたのも意外でした。
トークショー自体は盛り上がったような、盛り上がらなかったような?
人数が多すぎるんですよね、たぶん。
通訳が必要な選手もいれば、話すのが苦手そうな選手もいて、
仕切るのがとても難しそうでした。
選手もどこまでマジメに答えたらいいの?って感じに見えましたねぇ。
一番盛り上がったのは、闘莉王選手が田中たっちゃんの前髪を絵に描いた時かな。
「レッズレディースと言われてます」というたっちゃんの切り返しもナイスでした。

トークショーの次は、観客席を巻き込んだゲームコーナー。
選手が背番号の偶数・奇数で2組に分かれ、
まずは観客席に隠れる「かくれんぼ」が行われました。
アスリートだけあって、体を使い始まると途端に選手たちが生き生きしてきてたっけ。
次に、出されたお題に当てはまるヒトを選手が観客席から連れてくる「WANTED」。
「赤ちゃんを抱いて、白いマフラーをつけたお母さん」
「ペアルックで、歌の上手いカップル」
「帽子をかぶっていて、初恋の女性に似ている人」などなど、けっこう難しいのですが、
なんとか見つけていましたねぇ~。
結果は偶数組と奇数組のドローということで、罰ゲームはナシでした。
こういう場合、どっちも罰ゲームをやった方が盛り上がるのでは?
2009020507.JPG
コレは。。。「かくれんぼ」の時のアベちゃんです。良く撮れました。

プログラムの最後を飾るのは、「日本一おもしろい紅白戦」です。
レッズはコスプレして歌ったり踊ったりということはせず、
あくまでサッカーで笑わせる。。。というのがよくわかりました。
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選手入場の前にやってきたのは、「ゆる玉応援団」。
県内各地のゆるキャラによって昨年結成されたそうですが、
うーん。みんな作りこみすぎて、ちっとも「ゆる」じゃないぞ。
ちなみに団長の「コバトン」(県のマスコット)は、
さいたま市出身の若田光一さんと共にスペースシャトルに乗り込む予定だそうです。
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左:ゆるキャラたちに続いて登場した選手たちは、なぜか体操をしながらコートへ。
これ、フィンケ監督になってから行われているブラジル体操なんだそうです。
右:これもある意味「ツインタワー」か?
長身GKの大谷選手が小柄な高橋選手を肩車して、ゴールを狙います。
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左:コチラはゴール前でボールを要求する若手選手たち。
もちろん狙うは「キャプテン翼」ばりのオーバーヘッド!
右:こんな楽しい反則もありました。。。どんな壁だよ?
試合はポンテ選手のゴールで偶数チームが勝利しました。

プログラム間の待ち時間が長かったこともあり、
「来なくてもよかったかも。。。」と思わないこともなかったけれど、
紅白戦で選手の笑顔がたくさん見られて大満足。
やっぱりサッカーしてる姿が一番ですよねぇ~。
最後には、鈴木啓太選手がビシッとシメの挨拶をしました。
新シーズンのキャプテンは鹿児島合宿中に行われる選挙で決めるそうですが、
私はコミュニケーション能力に長けた啓太選手になるような気がしています。
で。。。最後の最後に、すごいお土産がありました!
退場ゲートで、選手が見送ってくれたのです。
さすがに選手全員とはいかず、4組に分かれたうちの1組でしたが。。。
私が握手してもらったのは、大谷選手・山田直樹選手・高橋選手・林選手・堤選手、
そして梅崎選手と高原選手でした。
梅崎・高原両選手の佇まいは若手選手とは明らかに違っていましたねぇ。
梅崎選手も年齢的に言って若手に入りますが!
期待を背負ってプレーすることの幸せを肌で知っている感じというか、
ファンからのメッセージをちゃんと受け止めて自分のエネルギーに変えてる感じというか。
疲れを物ともせず穏やかに、にこやかに応対するその姿勢はプロそのものでした。
この2人、今年は絶対にやってくれると思う。
あと、単純にカッコ良かった!
「イケメン」などという軽いもんじゃなく、「男前」なカッコ良さです。
くまひこさんも「2人に惚れた」と言っておりました。。。
新加入の山田・高橋両選手も、
ジュニアユースの頃からレッズのユニフォームを着ているだけあって、
期待をかけられることを全くストレスに感じていない様子。
同じく新加入の永田・濱田・原口(彼はまだ17歳!)の3選手も含めて、
高校世代の最高峰である高円宮杯の優勝メンバーが融合することもまた楽しみです。
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2008年12月7日、Jリーグ最終節vsマリノス戦。1-6の大敗。
あの日の溜め息を飲み込んで、
埼玉スタジアムは赤い人波を待ちこがれているハズです。
この船に乗って、新しい旅へ。逆風上等!

長くなりましたが。。。最後に人事消息。
昨シーズン限りで戦力外となった「野人」こと岡野雅行選手は、
香港リーグの「ペガサス」というチームでプレーすることが決まったそうです。
野人がペガサスに乗る。。。去ってからも笑いを供給してくれる岡野選手、
活躍を切に祈ります。
もう1人、戦力外となった内舘秀樹選手は現役を引退し、
クラブの広報スタッフとして今後もレッズに関わっていくことになりました。
旧・浦和市出身でキャプテン歴もある内舘選手は、
クラブとファン・サポーターとのつなぎ役にピッタリでしょう。
そして、海外移籍の夢を叶えるべくアテのないままレッズを退団した相馬崇人選手。
見事にポルトガル1部のマリッティモというクラブと契約しました!
クリスチャーノ・ロナウドの出身地であるマデイラ島が本拠地なんだとか。。。
「スペインでプレーして、チャンピオンズリーグに出る」
彼の旅もまた見守っていきたいと思います。
永井選手をはじめ、国内のチームに移籍した選手はぜひスタメン獲得してください。
そうじゃないと切なすぎるもの。。。
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